報恩感謝

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3つの約束

天理教の行事「こどもおぢばがえり」に3つの約束があります。

①仲良くたすけあいます
②ものを大切にします
③生きるよろこびを味わいます

私の子どもが小さい頃、地域の子どもたちを連れて「夏のこどもおぢばがえり」によく行ったものです。
そのとき、こどもおぢばがえりの各会場で、この3つの約束をよく目にしました。そして、①と②の約束は意味も分かりなんとかがんばればできる約束だと思いましたが、③の約束は①や②の約束とは次元が違い、いったいどうすればこの約束をすることができるのだろうかと漠然と考えたものです。

歳を重ねるごとに、「生きる喜びを味わう」という言葉はすごくインパクトのある表現であると思えるようになりました。そして、人として生を受けて生まれてきた以上、「生きる喜びを味わえる人生を送りたい」と意識して考えるようになりました。

報恩感謝とは

天理教の教えのなかに「報恩感謝」ということばがあります。私論ですが、「報恩感謝」の気持ちを心の底から持つことができれば、「生きる喜びを味わえる人生を送ることができる」のではないかと考えるようになりました。

「報恩感謝」は、天理教のなかだけで使われていることばでなく、インターネットで調べると仏教で「報恩講」ということばがあるようです。
私は、「報恩感謝」ということばが好きです。どの宗教で使われているか、そういうことには執着はありません。私は、以下のような意味で「報恩感謝」ということばを捉えています。

「報恩感謝」を直訳すれば、恩に報いて感謝するということになります。しかし、これではどのような「恩」に対して感謝するのかよくわかりません。天理教では「元の理」の教義ありそこから説くと、また現代の生命科学の視点から考えると、「報恩感謝」は次のような意味になると考えています。

 いま ここに こうして(健康で)生かさせてもらっている その恩に報いて感謝すること
人生観(私論)

「いま ここに こうして(健康に)生かさせてもらっている」ことに、心の底から感謝できれば(=「報恩感謝」)、こころは平穏になり、自然と「陽気ぐらし」ができる。それを図式化したのが<三項図式>です。

 『「理」の研究』により、『報恩感謝』の気持ちに至る。そのことでこころは平穏になり、自然と『陽気ぐらし』ができる。

これが私の人生観というものです。

「いま ここに こうして(健康に)生きている(生かさせてもらっている)」そのことの有り難さ(=そういう状態に有ることが難しい、奇跡に等しいという意味合い)を識る、有難さが分かれば、人間は謙虚になり、こころも穏やかになり、「陽気ぐらし」への道を辿れる。そのように考えます。

そこで、いかに「報恩感謝」の気持ちを抱くことができるか、知識の土台となるのが第一部の「理」の研究ですが、第二部で天理教の「元はじまりの話」を羅針盤として、人類が明らかにしてきた「宇宙創成」、「地球創成」、「生命誕生」の「理」を探求していきたいと考えます。